知っているようで知らない自分のこと
目的を明確にして、そこに向かって進んでみましょう。
暗闇に灯りを燈し、今をみつめこれからを見つめましょう。
前回のブログでそう書きましたが、これ、実は言うは易く行うは難し
なのです。
ジョハリの窓 というフレーズを聞いたことはありますか?
自分が知っている「自分の特徴」、
他人が知っている「自分の特徴」の一致・不一致を
『窓のように見える4つの枠』に分類することで自己理解のズレに気づく、
心理学ではよく使われている手法です。

お金についてもこのジョハリの窓を使って例えることができるのです。
「自分にも他人にもわかる自分」
「自分にしかわからない自分」
「他人は知っているのに自分にはわからない自分」
「自分にも他人にもわからない自分」
銀行で社員教育を担当していた時に、よく使っていたフレーズです。
顕在化されていないニーズをひきだしてこそ、お客さまに満足して
していただけるので、
「このお客さまが求めていることはなにか。必要なことはなにか。
きちんとつかんでご提案をしましょう。」と言い続けていました((笑)。
では、お金の目的を明確にするには、どうしたらいいのでしょう。
ファイナンシャルプランナーに相談して、人生設計をたて、ライフシミュレーションを作成するのも一つの方法ですね。
しかし、そこまで問題がひっ迫していないならまずは、自分で目標をたてて
みましょう。
会社で働いている方は、1年ごともしくは半年ごとに目標設定シートを書いた経験をお持ちのことと思います。
目標を設定して、そのためのアプローチ方法をいくつか設定する。
それに基づいて、月単位の目標、日々の目標を設定していく。
お金についても同じです。
人生の目標を設定して、それをお金に落とし込んでいくのです。
そんなのめんどくさくてヤダー!
今、だれかの心の声が響いてきました。
不安なく、楽観的に人生を生きられれば、
それが一番幸せかもしれません。
気を病むことがなければ、病気になることもないでしょう。
人生、終わってみなければわからないものです。
必要性を感じていない人は、別にそれをやる必要はないと思います。
紙に願いを書いて、あとは忘れてしまっても、気が付いた時に願いは、
叶っているもの。
そう書いている女性の啓発本やスピリチュアル系の本もあるようです。
しかし、これも目標を設定するという意味では同じですね。
人生設計、財産設計、ライフシムレーションについては、これからも
ポツリポツリ書いていこうと思います。
つづく